予測できない受験第二波。

2月後半。
恐怖の第二波がやってくる。

いやいや、寒波とか気象の話しじゃなくてね。
受験です。

ある意味、第一波より
衝撃・破壊力はすさまじい。

第一波は、言わずと知れた2月第二週である。
合不合の明暗がハッキリ出る。
第一週目は受験まっただなか。
我が子は学校に行かないので
かなりの率で外界との接触が無い。

受験校で知り合いにあったりすることもあるが
たいていは挨拶だけしてお互い突っ込まない。
たまに父兄の控室で談笑している母親達を見るが
凄い神経だな、と思う。
どっちかが落ちるかもしれないのだ。

  ロビンのときに二日目の受験校で
  小学校の級友親子に会った。
  意地の悪い子でロビンはその子が大嫌いだったが
  そんな子どもの母親らしく
  ご多分にもれずKYな母親だった。
  挨拶だけして去ろうとしたが呼び止められ
  受験の間、保護者控室で
  声たかだかに旦那と姑の愚痴を聞かされた。
  何度も

  「昨日は〇〇(御三家)だったでしょ?
   ここは滑り止めなんだけど、とっとかないとね。」

  と口にし、そのたびに周りの保護者に振り返られ
  冷たい視線を浴びた。
  当然だけど学校の先生もいらっしゃるのだ。
  私は密かにそれでうちは落ちたんじゃないかと思っている。
  ま、ちなみにその意地悪坊主は合格したけどね!!

  ご想像に固いと思うが
  ロビンは休み時間のたびに
  奴に「簡単だったな!」と声をかけられ
  そのたびにブルーになっていったという。
  ま、この辺はロビンの精神力の問題だから奴を責めないけど!
  責めないけど、聞いたときは腹がたった。

そんなことがあったので、試験会場で
私は知人を見掛けないよう下を向き
マスクで顔を覆い、人を避けて控室の隅にいた。
他人の話が耳に入らないようにipodを聞き
なるべく軽い小説を読んだ。

近所の買い物にも同様でした。

なので、外界の噂は全く入ってこない。
入ってくるのは受験が終了し
息子が登校をしたその日だ。

「〇〇、△中だって。」

という情報を持って帰ってくる。

仲の良いママ友にも
応援してもらったのでメールで報告はしておく。
おせっかいな人だと 誰それはどこらしいよ、なんて返信してくるが
私の友人にはそんな無神経な人はいない。
どんな学校に進学するとも
「合格」が一個でもあれば

「おめでとう~!!」

と全力で言ってくれる、ホントに良い友人たちだ。

しかし、同じ学校を受験したママ友にはメールはなかなかできない。
子どものもちかえる情報を待つばかりである。

ピーターは第二志望のB中に
既に心は向かっていたので
自分から

「俺、B中行くんだ!」
と言ったそうだ。

バカ…。
もしかしたら残念だった子がいるかもしれないだろーが!
(偏差値低くても、案外わかんないって。)
あれほど、私からも塾からも言われてたのに
偏差値が低いから落ちた奴なんていないと思ったのか?
B中は伝統校で校風が良いから、熱望組がいるんだって!!

案の定、そこが志望校だった子がいたそうで
ちょこっと気まずかった…と言っていた。
全然成績が悪い子でもなかったのに…と
ピーターは驚いていたが、それが中学受験の見えない怖さなんだよね。

で、おおよそ男子の行く学校は見えてくる。
女子はピーターが興味が無いので情報を入れてこない。w
私も全く興味ないので問題はない。
その情報をもとに粗相のないように社会復帰をするのだ。
ピーターは受験前のように放課後遊びに熱中し
近しいママ友とは電話で話したりするようになる。
B中学校は押さえとはいえ熟考の上受験した学校で
夫も私もとても気に入っていたせいか
「おめでとう」の言葉がすんなり入ってくる。
※ロビンのときは「別にめでたくねーよ」と捻くれていたのは否めない。

「ああ良かった、受験終わった~。
 良い学校に進学決まって嬉しいな。」


とリハビリが順調になってきたころにやってくる。
それは第二日曜日明けの月曜あたり。


「繰り上げ」

である。
お前もダメだったかー?俺もだよー♪
と傷をなめ合った仲間が一抜けを始める。

これが思いのほか、キツイ。
第一志望校だったりすると、かなり破壊的。

言いたくないけど

「裏切り者ーーー!!」

と、叫びたくなってくる。
そしてその後の
やなやつだな自分…っていう自己嫌悪。
まさに中から外からダブルテロ。

ピーターもご多分にもれず疑心暗鬼になっている。
お前も?お前も裏切る?
そういう気持ちでいると思う。

ロビンの時もこれがかなり辛かった。
あちこちで繰り上がりの話が出たから。
(ロビンの第一志望校ではなかったけど)

私は一番受験で 成長すると言うか社会の厳しさを知るのは
このときなんじゃないだろうかと密かに思っている。

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